(2008.8.18)

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旭川医科大学図書館 医学古文書展示(所蔵図書展示)

レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した人体解剖図
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「モナリザ」「最後の晩餐」などの作品で知られるイタリア・ルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチは、独創的で卓越した才能を発揮し、「万能人」と称されています。

彼には、絵画だけでなく自然科学諸分野に関しても多くの業績があり、その研究成果を記した厖大な手稿が今日に伝わっています。その中に二百数十頁にわたる解剖学関係の手稿があります。これらの解剖手稿は20世紀に入って写真版が次々に公開されるにおよび、その全貌が明らかになりました。

今回ここに展示する解剖図の数々は、1982(昭和57)年に岩波書店から刊行された、実物の精巧な原寸大ファクシミリの一部です。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、生涯に30以上の人体を解剖したとされています。上述の「モナリザ」「最後の晩餐」をはじめ彼の絵画の数々については、きびしい写実性に裏打ちされた深い精神性がよく指摘されますが、その驚嘆すべき写実の技量は、根気よく繰り返される解剖作業と細部にまで及ぶ丹念な観察、そして妥協を許さないデッサン修業によって研ぎ澄まされたものといえるでしょう。

これらの資料を下記のとおり展示いたしますので、ご案内いたします。なお、展示内容は随時入れ替えます。

【展示期間】 8月13日(水)〜9月30日(火)
期間中は終日展示しておりますが、学外の方は有人開館時のみご覧いただけます。(開館カレンダーをご参照下さい)

【展示場所】 旭川医科大学図書館(1階カウンター前)
 「医学古文書(メディカル・アーカイブス)コーナー」



展示に関するご質問は、情報サービス係(電話:0166-68-2226)までお問い合わせください。




(情報サービス係)