(2009.6.18)

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旭川医科大学図書館 平成21年度 第2回特別展示

〜江戸時代末期の開業医                
           平野重誠(元亮)の異色の医学書〜
―家庭医学と軍陣医学―

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 日本の医学・医療が今日のような進歩をとげるまでには、多くの先人たちのたゆまぬ努力がありました。
 展示資料を通し、草創期の家庭医学と軍陣医学について、しばし思いを馳せていただければ幸いです。

平野重誠『病家須知』

 江戸時代末期には、日本人の識字率が急速に上昇し、一般庶民向けの医学書も著されるようになりました。平野重誠(通称は元亮)は、日本で最初の家庭医学書である『病家須知』全8巻を、天保3(1832)年から天保6(1835)年にかけて刊行しました。ほとんどの漢字には片仮名でルビが施され、イラストも豊富で、庶民が容易に理解できるよう工夫されています。
 また、約20年後の嘉永6(1853)年には、攘夷運動の盛り上がりと共に外国に対抗する備えとして、戦場での応急処置のマニュアル『軍陣備要 救急摘方』正続2巻を刊行しました。


これらの資料を下記のとおり展示いたしますので、ご案内いたします。

平野重誠『病家須知』

【展示期間】 6月29日(月)〜7月4日(土)
         平日  9時30分から16時30分まで
         土曜 12時00分から15時30分まで
         『入場無料』


【展示場所】
 旭川医科大学図書館(1階カウンター前)
 「医学古文書(メディカル・アーカイブス)コーナー」

【展示資料】
 平野元亮 『病家須知』(一)〜(八)  計8冊
 平野元亮 『軍陣備要 救急摘方』(正)(続)  計2冊

【図書館長による解説】(30分程度予定)
 6月30日(火)  14:00〜,15:00〜
 7月 1日(水)  14:00〜,15:00〜
 7月 3日(金)  14:00〜,15:00〜


展示に関するご質問は、情報サービス係(電話:0166-68-2226)までお問い合わせください。




(情報サービス係)