(2009.12.4)

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旭川医科大学図書館 平成21年度 第4回特別展示

江戸時代後期の整形外科書

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 現代の整形外科書のルーツともいうべき、3種類の貴重な整骨書を紹介します。

 二宮彦可の『正骨範』(上下2冊)は、日本において整形外科学分野が発達する端緒となった記念碑的労作です。本書は整骨(正骨)を母法15、子法36に分類し、それらの方法を説いており、1808(文化5)年に刊行されました。

『華岡青洲整骨法図説』

 その二年後、骨格解剖図の最高傑作と評されている各務文献の『整骨新書』(上中下3冊)が1810(文化7)年に刊行されました。(今回の展示資料の中には骨格解剖図はありません。)

 そして、『華岡青洲整骨法図説』(全1冊)は、門人たちが青洲の語った整骨(正骨)の方法を記録した、約30種の図と簡単な説明とからなる極彩色の写本です。

 医学・医療が今日の隆盛を極めるまでには、多くの先人たちのたゆまぬ努力がありました。


これらの資料を下記のとおり展示いたしますので、ご案内いたします。

二宮彦可『正骨範』

【展示期間】
 12月14日(月)〜12月18日(金)
      9:30〜16:30

              『入場無料』

【展示場所】
 旭川医科大学図書館(1階カウンター前)
 「医学古文書(メディカル・アーカイブス)コーナー」

【展示資料】
 二宮彦可 『正骨範』 (上下2冊)
 各務文献 『整骨新書』 (上中下3冊)
 華岡青洲 『整骨法図説』 〔写本〕

【松野病院長による解説】
 12月14日(月)  15:00〜15:30(予定)
【図書館長による解説】
 12月16日(水)  15:00〜15:30(予定)


展示に関するご質問は、情報サービス係(電話:0166-68-2226)までお問い合わせください。




(情報サービス係)