旭川医科大学図書館「What's new」

(2012.07.13)

旭川医科大学図書館平成24年度第1回特別展示

中学・高校の歴史教科書に載っている医学書

― 山脇東洋・杉田玄白・大槻玄沢 の業績 ―

日本の医学史における偉大な業績として
教科書にも載っている貴重書を展示いたします。

『蔵志』(1759 (宝暦9)年)は、京都の医師山脇東洋が日本最初の人体解剖書として著しました。

『解体新書』(1774(安永3)年)は、医師の杉田玄白らが、オランダ語の人体解剖書『ターヘル・アナトミア』を翻訳して出版しました。

『重訂解体新書』(1826(文政9)年)は、玄白の弟子である大槻玄沢が『解体新書』を改訳して出版したものです。

 医学・医療が今日の隆盛を極めるまでには、多くの先人たちのたゆまぬ努力がありました。三者の業績を比較することにより、江戸時代後期に、日本人の解剖知識がどのような変遷をたどったのか、その一端をうかがい知ることができます。これらの貴重な医学書を通し、その一端に触れてみてください。

 なお、これらの貴重書は、いずれも本学の鮫島夏樹名誉教授(元副学長)の所蔵品です。今回の展示企画も、同名誉教授の格段の御高配と御協力によるものです。

【展示期間】
7月30日(月)~8月3日(金)9:30~16:30(入場無料)
(なお、8月1日(水)は、オープンキャンキャンパスのため混雑することが予想されます)
【展示場所】
旭川医科大学図書館 展示コーナー(1階カウンター前)
【展示資料】
山脇東洋『蔵志』(実物)
杉田玄白ほか『解体新書』(実物)
大槻玄沢『重訂解体新書』(実物)

*『解体新書』については、複製品を手にとってご覧になることもできます。

【図書館長による解説】 (20分程度)
8月2日(木) 15:00~