(2014.10.16 / 2014.10.29報告追記)

サイエンスカフェ、終了しました。

 9月24日に開催しましたサイエンスカフェでは、高井章副学長(生理学自律神経分野)、柏蜷ス教授(生理学神経機能分野)、高草木薫教授(脳機能医工学研究センター)から、「進化」をキーワードにご自身の研究についての講演がされました。

 高井副学長は、宇宙のはじまりから今までの壮大なスケールで生物進化を捉えたお話で、宇宙全体のスパンでいうと、医学の歴史はほんの一時期にすぎない、と医学史を研究する藤尾館長に話を向け、会場の笑いを誘いました。
 
 柏柳教授は、ティラノザウルス等の恐竜から魚類を通して哺乳類類まで嗅覚をポイントに解説され、動物がどのような環境で進化してきたかが感覚器の発達に影響しているとのお話でした。最後には、実験に協力してくれた全ての動物たちに感謝するとの言葉に、会場でもうなずく姿が見られました。
 
 最後の高草木教授は、進化したことによって動物が何を得たか、ヒトも含んだ動物全般についてお話され、またヒトと動物の違いを、情動や論理的思考といった観点で解説されました。併せてご自身が研究をされているヒトの脳機能についても分かり易く解説し、参加者は真剣に聞き入りました。
 
 講演後、会場から進化の男女差についての質問があり、それぞれの先生から学術的見地にウィットを盛り込んだ回答がなされ、最後は満場の拍手で閉会しました。  



第4回図書館サイエンスカフェ開催のご案内

 図書館では、2014年のオープンアクセスウィーク(*)に合わせ、下記のとおり図書館サイエンスカフェを開催します。
 サイエンスカフェでは、本学の先生方が、それぞれの研究内容や最新の取組みを、熱く、易しく、語ります。
 今回のテーマは「からだの自然史」、キーワードは「進化」です。どのようなお話が飛び出すかは、その時までわかりません。どうぞご期待ください!
 学生・院生・教職員、たくさんの皆さまの参加をお待ちしております。

日時: 平成26年10月24日(金) 18時から約1時間予定

場所: 図書館増築棟1階ディスカッションスペース

内容: 第4回図書館サイエンスカフェ「からだの自然史」 (演者は登壇順)
     高井章副学長(生理学自律神経分野):
      「地球の歴史と生物進化」
     高草木薫教授(脳機能医工学研究センター):
      「動物が進化で得たものは何か?」
     柏蜷ス教授(生理学神経機能分野):
      「あなたの鼻は一つ、二つ、三つ?−適応のための変幻自在に進化する嗅覚系」
     演者の鼎談の後、会場のみなさんとの質疑応答の時間があります。

対象: 本学の学生、院生、教職員どなたでもご参加ください。
     ※お申し込みの必要はありませんが、座席は先着順になります。


オープンアクセスウィーク(OAW)とは、機関リポジトリ(本学では AMCoRアンコル)等、インターネットを通じて研究成果を無料で公開し、世界中の人々が対価なく享受できるようにする「オープンアクセス」の意義を広めるための国際的な促進週間(毎年10月の最終週)です。毎年、世界中の大学や図書館で関連イベントや広報が行われています。

(情報管理係)