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キノウセイ カスイタイ シュヨウ
機能性下垂体腫瘍 / 千原和夫編集
(新しい診断と治療のABC)

Material Type E-Books
ID EB00051682
Publisher 大阪 : 最新医学社
Year 2006.12
Language Japanese
Size 1オンラインリソース

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URL 電子ブック : electronic bk
EB050220


その他 メディカルオンライン電子書籍

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Notes 最新医学 別冊
アクセス:WWWによる
下垂体腫瘍は比較的まれな腫瘍と一般的に思われているが、実はそうではない。またほとんどは良性腺腫であるが、特に機能性下垂体腫瘍の場合は、できるだけ早期に発見して早期に治療することが肝要である。
下垂体腫瘍はその多くが良性ですが、ホルモンバランスの崩れによる諸問題に加え腫瘍による周辺組織圧迫が問題になります。ホルモン異常により高血圧や糖尿病などの代謝異常を起していることもあります。診断に際しては常に下垂体腫瘍の可能性もあるのだということを念頭に置いていないと見逃してしまうことになります。手術療法の精度は極めて高く、有効な薬剤が開発され薬物療法も期待できます。また、放射線療法も進歩しています
本書ではプロラクチノーマ、先端巨大症、クッシング病を中心に概念、疫学から診断・治療法さらにガイドラインまで詳細に書かれており、これ一冊で機能性下垂体腫瘍の全体像が把握できる内容になっています。また、巻末の座談会では、エピソードを紹介しながら臨床現場において下垂体腫瘍を見逃さないための方策が具体的に語られています。是非ご一読ください。
Authors 千原, 和夫 <チハラ, カズオ>