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カンガン
肝癌 / 坪内博仁編集
(新しい診断と治療のABC)

データ種別 電子ブック
書誌ID EB00051689
出版者 大阪 : 最新医学社
出版年 2007.10
本文言語 日本語
大きさ 1オンラインリソース

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URL 電子ブック : electronic bk
EB050227


その他 メディカルオンライン電子書籍

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一般注記 「最新医学」別冊
アクセス:WWWによる
肝臓の悪性新生物による死亡者数は、近年増加の一途をたどってきたが、やっとプラトーに達した。生活習慣を背景にした脂肪肝は急速に増えており、今後我が国でも非アルコール性脂肪肝炎に起因する肝癌が増加することが予想され、その病態解明と対策はこれからの大きな課題である。
肝癌による死亡者数は横ばい状態ですが、罹患率は今なお若干増加傾向にあります。主として肝炎ウイルスによる慢性肝障害を背景病変としますが、生活習慣の欧米化に伴い非アルコール性脂肪肝炎に起因する肝癌の増加が予想され、その対策が課題となっています。しかし、診断・治療法の進歩により肝癌患者の予後は大きく改善されました。肝移植も保険適応になっています。また、肝癌診療ガイドラインが普及し、高い評価を得ています。
本書では概念、疫学から最新の診断・治療法まで詳細に書かれており、これ一冊で肝癌診療のすべてが分かる内容です。巻末の座談会では、治療に重点をおいて現況と展望が熱く語られています。是非ご一読ください。
著者標目 坪内, 博仁 <ツボウチ, ヒロヒト>