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トクハツセイ ハイセンイショウ
特発性肺線維症 / 泉孝英編
(新しい診断と治療のABC)

データ種別 電子ブック
書誌ID EB00051694
出版者 大阪 : 最新医学社
出版年 2008.5
本文言語 日本語
大きさ 1オンラインリソース

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URL 電子ブック : electronic bk
EB050232


その他 メディカルオンライン電子書籍

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一般注記 「最新医学」別冊
アクセス:WWWによる
編者がIPF該当の第1例に遭遇したのは1966年8月である。IPFの疾患概念の確立、治療・管理の方向性を模索しつつ42年を過ごしてきた。今回、我が国の呼吸器病学の第一線で活躍中の方々によってIPFに対する最新の知見が執筆された別冊「突発性肺線維症」が刊行せれることは、私自信にとっては大変うれしいことである。
本疾患は、リンパ球浸潤を伴わない、通常の炎症過程を認めない、高度な線維化を来す原因不明の間質性肺炎です。多くの症例は臨床所見・肺機能検査所見・画像所見で診断可能ですが、有効な治療法がありません。労作の軽減や風邪の予防など急性悪化を防ぐような日常生活の指導を行い、症状が明らかになるとステロイド剤や免疫抑制薬を用います。在宅酸素療法はQOLの改善と急性悪化の減少に有効です。また、肺高血圧の合併が明らかな場合には、血管拡張薬を用います。
本書では概念、疫学から最新の診断・治療法まで詳細に書かれており、これ一冊で特発性肺線維症診療のすべてが分かる内容です。巻末の座談会では、臨床の現状と展望について熱く語られています。是非ご一読ください。
著者標目 泉, 孝英(1936-) <イズミ, タカテル>